リモートワークでできた時間と気持ちの余裕。豊かな環境で、のびのび子育て。

東京都から静岡市へ移住 前田さん一家
リモートワークでできた時間と気持ちの余裕。豊かな環境で、のびのび子育て。
人口約70万人を抱える静岡市は、県庁所在地であり、政令指定都市にもなっている静岡県の中心地です。ショッピングエリアが充実しているほか、美術館や博物館、大学などの施設や行政機関も集約されている非常に生活しやすい地域です。一方、雄大な富士山の眺望スポットが随所にあり、駿河湾沿いには世界文化遺産の構成資産に登録されている三保松原があるなど、美しい自然環境にも恵まれています。また、2015年の調査(日経DUAL・日本経済新聞社)で「共働き子育てしやすい街(地方都市編)」第1位に輝いています。

静岡市に移住した経緯を教えてください

「結婚してから東京に2人で約1年暮らした後、転勤になり新潟に引っ越しました。2年ほど経って、今度は静岡市に配属され、2019年の7月から家族で移住してきました。」(賢慶さん)
お仕事について教えてください

「私はフルリモートで勤務できる、都内の番組制作会社に勤めています。現在はウェブサイトやSNSの運営や取材交渉、取材スケジュールの調整など、リモートでもできる仕事をしています。社内の打ち合わせも最近は主にオンラインなので、リモートでも問題なく仕事ができています。」(真理子さん)

「私は食品メーカー勤務で、定時は8時から16時半。残業をしても18時から19時頃には帰宅しています。東京にいた時に比べて通勤時間がずいぶん短くなったので助かっています。2時間ほど浮いた時間を趣味のジム通いに当てるなど、自分の時間を充実させることができています。」(賢慶さん)
「フルリモートになったことで通勤時間が無くなりましたし、ストレスも軽減されました。そのおかげで余裕を持って、仕事、家事、子育てを両立できるようになりました。」(真理子さん)
静岡市での子育てはいかがですか?

「やっぱり自然が多いのがいいですね。城北公園という自然が豊かな大きい公園にも徒歩で行けますし、海沿いにある広野海岸公園も週末によく訪ねています。最近のお気に入りの場所が、県内にある森町の小國神社。とても綺麗な川がそばを流れていて、車で1時間ほどで行けるので毎週のように子どもたちを連れて川遊びをしています。子どもたちがのびのび遊んでいる姿を見ると移住してきてよかったなと思います。」(真理子さん)

「将来の話で言いますと、都内の場合は子どもを塾に通わせて私立中学を受験させることが多いと思いますが、こちらでは公立中学に進学するのが基本なので、教育費を抑えられるという面もありますね。子育てしやすい地域ということもあり、転勤してきた人がそのまま移住するというケースも多いようです。」(賢慶さん)
移住を考えている人へ静岡市の魅力を教えてください

「とにかく気候がいいですね。日照時間が長く、天気の良い日が本当に多い。移住するまでは室内で過ごすことが多かったのですが、子どもたちと外に遊びに行くことが増えました。新幹線が停まるので交通の便もいいです。月に2回名古屋に出張するのですが、新幹線を使えばすぐですし、実家のある東京に帰るのも楽です。」(賢慶さん)

「近くのスーパーで地場野菜が安く手に入るのもうれしいですね。魚屋さんやお肉屋さんも充実しています。食材をはじめ、生活必需品を安く買えるのは、子育てをするうえでとても助かります。人口密度が都内ほど高くなくゆったりしていますし、県民性も穏やかです。」(真理子さん)