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先輩移住者の声

vol.72

掲載日2022年12月16日
富士市 地方都市 ゆとりある生活 自然 Uターン 単身
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千葉県から富士市へ移住 金澤さん

雄大な富士山を間近に仰ぎ、豊かな自然と都市基盤を併せ持つ富士市。都内のIT系の企業に勤務していた浜松出身の金澤さんが、この富士市に転職なき移住を果たしたのは令和4年3月のこと。
富士市の「先導的テレワーク移住者支援補助金」を利用した移住によって、仕事も趣味もともに充実した暮らしを満喫している金澤さんに、富士での暮らしについてお聞きしました。

富士市への移住のきっかけは?

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移住前は千葉県に住んでいたのですが、コロナの影響が大きくなったのに伴って完全に業務がリモート化し、毎日の出社の必要がなくなったことを契機に、地元である静岡県への移住を本格的に検討しはじめました。
そこでまず最初に調べたのが静岡県内の各市町村の移住関連補助金や助成金の情報です。
各市町村ごとに数多くの補助金が用意されているのですが、それぞれ申請の要件が異なっているため、私の条件にマッチした補助金として見つけ出したのが富士市の「先導的テレワーク移住者支援補助金」でした。
早速この補助金を申請し、市の職員の方々からのフォローもいただきながら、2022年3月に富士市への移住を実現しました。
この補助金は住宅取得費や引越し費用の他にも、2ヶ月分の家賃と通勤費までも支援対象に含んでいて、移住に関わる初期費用が最大で50万円までカバーされるというとても手厚い制度で、実際に私もほとんどお金を使うことなしに今の生活をスタートさせることができたんです。

生活スタイルはどんな風に変わりましたか?

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千葉在住時の住まいは6帖・1Kの部屋でしたので生活空間にほとんど余裕がなかったのですが、今は以前と同じ家賃負担ながら、一人暮らしでは広すぎるほどの2LDKの居住空間を舞台にゆとりのある暮らしを送ることができています。またアパートには駐車場と倉庫までついているので、純粋な生活空間としては以前の数倍以上に広がったという感覚です。
また首都圏に住んでいるとなかなか車を持つまでの余裕は持てないのですが、富士に来てからは念願のマイカーも手に入れて、日々の買い物や休日の行動が遥かに自由になり、また行動半径そのものも大きく広がりました。
もちろん生活時間の使い方の面でも大きく様変わりしました。変わったと言っても良い方向にです。
以前は毎日3時間ほどが通勤時間に取られていましたが、今はこの時間がゼロに。自由に使える3時間が毎日に加わるというのは、言葉以上に大きなゆとりにつながります。これまでのように時間に追われる感覚が一切なくなり、一日が長くゆったりと感じられるようになりました。
そのおかげで毎朝欠かさず運動をする習慣も付き、自分のことながら「健康的な毎日が送れているな」と感じています。

休日はどんな過ごし方をされていますか?

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休日は主にアウトドアでの体験を楽しむことが多いですね。県内にいる友だちを誘ってキャンプに出かけたり、近隣の山々を歩いたり、時にはパラグライダーにチャレンジしたりと、積極的にさまざまなことにチャレンジしています。
いずれはアルプスなどの本格的な登山にも挑戦したい、今はそんな夢を膨らませている真っ最中です。
移住以前は、時々出かける買い物が唯一の楽しみでしたから、当時の自分にとって今の暮らしは想像もつかないものでしたね。
趣味の楽しみがとても大きく広がった今の自分の中では、仕事以外のプライベートな領域がとても充実しています。少し大げさかもしれませんが「人間らしい生活」ができるようになったという感覚ですね。

移住を検討している方に、経験者としてのメッセージを

今は月に一度ほど不定期で東京に出社しているのですが、もし今後この出社の頻度が増えたとしても、今の生活を手放したくないというのが正直な気持ちです。
移住と聞くとちょっと身構えてしまうかもしれませんが、テレワークで仕事をされている方なら転職せずに移住することも十分可能ですから、移住に対するハードルもグッと低くなるはず。
まずはネットで気軽に各市町村の補助金や助成金を調べてみることから始めてみれば、きっとあなたにぴったりの移住先が見つかります。たった一度の人生です。日々の仕事に追われるような慌ただしい生活から離れて、ぜひゆったりと自分らしい暮らしを楽しむ毎日を手に入れてみてください。

  
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